機器の遠隔死活監視に特化した、画期的な3キャリア自動切り替え対応のWSシリーズ、LTEルーター

WSシリーズルーターは、監視カメラ用レコーダーや制御機器の遠隔死活監視に特化した、LTEルーターです。
主な特徴は次の通りです。

1.機器監視に特化したLTE(Cat.M1、Cat.1)ルーター
Ethernet経由で監視対象機器と接続し、死活監視信号のやり取りを行います。信号に異常があった場合には、システムと連動し異常発生通知を発報します。
Ethernetに接続可能で、ping等に反応する事ができれば、全て監視対象機器として設定できます。

2.マルチキャリア(SoftBank、KDDI、docomoの3キャリア)自動切替対応。
設定した優先順位をベースに、自動的に現場の電波環境に適したキャリアに切り替わります。
接続されているキャリアの通信品質が低下した場合、自動で次の優先順位に設定されたキャリアに切り替わり、どのような場所でも、安定的な通信を実現します。

3.停電自動検知
電源の喪失(停電、災害などによる)による電源断の直後に、停電情報として通知を行った後、シャットダウンします。
これにより、停電の発生をいち早く知る事ができると共に、監視対象機器の電源喪失に対応する事ができます。尚、この機能にUPSなどの外部補助電源は不要です。

4.閉域網を使った安全なアクセスも提供可能な柔軟なネットワーク対応
機器から、本ルーター、ネットワーク、サーバーに至るまで、全て閉域網の中で完結する事も可能です。
大事な監視対象機器をインターネットに晒すことなく、セキュアかつ安全な運用を提供します。
また閉域網から直接AWSなどのクラウドサービスに接続するなどのコンフィギュレーションにも柔軟に対応可能です。

5.IoTルーターとして基本的な機能は全て装備
ポートフォワードやパケットフィルタリング、VPN対応など一般的なルーターとして必要な機能は全て装備しています。

主な仕様
WAN側通信:LTE-Cat.1もしくはCat.M1。キャリアはSoftBank、KDDI、docomoのマルチキャリア自動切り替え
*キャリアによって通信単価が異なりますが、月ごとにそれぞれのキャリアで流れたデータ量に単価を乗算した金額を合算し、請求致します。
LAN側通信:有線LAN(1ポート、もしくは2ポート)接続⇒監視対象機器と接続
電源:POE 及び ACアダプターによる給電
オプション:1/2λアンテナ、外部用5m延長アンテナ